札幌市の土地価格情報の可視化

 今回は、土地の価格を標高に見立てて、3Dマップを作成しました。
地図の標高は地形の高低を示しますが、今回はあえて「価格」という経済的な指標を使って、その土地の“価値の高さ”を視覚的に表現することにしました。都心部や人気の住宅地では、土地の価格が高く高い山のようにそびえ立ちます。一方で、郊外は谷のように低く、静かに広がっています。
 この3Dマップを眺めていると、単なる数字の羅列では見えなかった“経済の地形”が浮かび上がってきます。なぜあのエリアが高いのか、なぜここは低いのか。歴史や交通、人口密度、都市計画など、さまざまな背景がこのマップの凹凸に表れており、新たな視点から地域や都市を見ることができます。
 この様なアイデアは他にも沢山眠っていると感じています。あんな事やこんな事はできるの?等、気になっている事があればお気軽に相談下さい。